選挙逝く?

何気なく近所を歩いていてふと横に視線を向けると
白石美帆中山雅史の顔が写っているポスターがありました。
近づいて良く見てると

日本に関心があるのはスポーツだけですか?

というキャッチコピーが目立つ参議院選挙を呼びかけるポスターでした。


私は世間の若者同様に政治に強い関心はありません。(全くの無関心というほどではないけど)
でも、スポーツは好んで良く見ます。この差って何だろう?


スポーツを見る。選挙に行く。「期待を込める」という意味では同じことだと思うんですけど
スポーツは時として生涯忘れられない興奮や感動を私たちに与えてくれる。 (期待を裏切られることも多々あるけど)
その経験が生きる支えとして人も大勢いる。


政治の場合は、現状を見る限りでは折角期待を込めて投票しても様々な汚職、不祥事等嫌な話題ばかり提供され、
国民を心から満足させるような政策に出会えることは滅多に無い。あるのは裏切りと失望だけ。


私は学生時代にある選挙候補者の活動を手伝うアルバイトをしたことがありますが、
候補者とその側近達が(あまり具体的は書けない)票をかき集めようと貪欲さ、腹黒さを端々に垣間見せて
「裏の世界」の一端を見たようでちょっと怖さを感じましたね。


政治の世界には一般人には窺い知れないそれなりの事情ってのがあるんだろうけど、
スポーツに比べるとやっぱり国民に生きる希望を与えてる実感が得られにくいし、
散々悪事を働いて見事に期待を裏切り続けた経緯を思うと、とても信頼出来ないし、関心を持てない。


その意思表示をする為に選挙には行きます。勿論「無記名」「白紙」のままで。鉛筆で候補者名を書くのも面倒だし(笑)。


政治でも震えるほどの感動を味わえれば話は別だけど。