サポーター失格?

後半ロスタイム。佐藤寿人が抜け出して冷静にゴールに流し込んで1-2としたところで私は満足してしまった。

負けは決定的だけど、最後に意地を見せてくれた。次に繋がる抵抗だった。

と。


私が間違っていました。
選手達が最後まで頑張ったのに、自分で勝手に試合を終わらせた私はサポーターとして失格です。まだまだ分かっていませんね・・・


ありふれた表現ながら、今後試合をする上で最後まで諦めないという意識付けが出来たことが一番の収穫ですね。


ロスタイムに2点差を追いついたのは、仙台始まって以来の出来事(だと思う)。
逆に川崎は97年に札幌でやはりロスタイムに2点リードを追いつかれて延長Vゴール負け。
98年博多でのJ1参入決定戦でも最後の最後に追いつかれて延長負け。などを筆頭に
伝統の土壇場での勝負弱さがまた露呈した格好に。
ついでに川崎は今年の仙台・山形での「東北シリーズ」ではついに4戦勝ち星無しに。
悪霊か何かに取り憑かれているとしか思えない・・・



終了の瞬間の盛り上がりは妙な違和感がありましたね。
念を押すようですが、今日は勝てなかったんですよ?みんな勘違いしてるよ(笑)


試合に勝てなくてあんなにスタンドが沸き返った記憶はありません。これから先もこんな奇妙なシーンは何度も起こらないでしょう。


この劇的な結末を演出したのは後半にあからさまな時間稼ぎを働いて
バックスタンドからタップリの罵声と水を浴びせられた川崎の木村誠。


彼の見え透いた演技のお陰でロスタイムが長くなり、スタジアムが興奮のるつぼと化した。


当然ながら、この「助演男優賞」ものの木村に対するサポーターの仕打ちについて
非難の声が上がっている。

今日はいわゆる「コアブロック」の「男専ゾーン」に陣取っていたので、間近で木村への一部始終を見届けていました。
この件については言いたいことはあるんですが、それを上手く表現する術が浮かばないので、
もう少し自分なりの考えをまとめてから触れてみたいと思います。


とにかく、選手の執念に脱帽!!!