強さの裏に屈辱あり

川崎の現状について詳しく解説をして頂いた方が下におられますが、(貴重な話ありがとうございます)
その話を読んでいると今年の強さの裏には過去に味わった悔しさ・屈辱があったのだなぁ、と思い知らされました。


そういえば去年の新潟も、一昨年の大分も、00年の札幌も99年に初昇格した時の川崎も
最後の最後で昇格を逃して悔しくてたまらない思いを何度と無く味わった後に「巣立って」いった。


高校野球でも先日優勝した駒大苫小牧は前年の甲子園初戦の倉敷工業戦で8−0とリードしていた試合が雨で流されて
翌日の再試合で敗退という嫌過ぎる体験を発奮材料にして今年の栄光に結び付けている。


更に去年の優勝校の常総学院もやはり前年の明徳義塾戦の8回裏に2者連続HRを浴びて大逆転負けを喫して
泣き崩れながら甲子園を去っていったエースの飯島が翌年の同じ舞台で優勝マウンドに仁王立ちしながら雄叫びを上げた。


どの世界でも結果を出すチームは例外なく受けた屈辱・挫折を力に変えて絶望の淵から復活を遂げている。
技術的な強さだけではなく、人間的な強さも兼ね揃えないといけない。


「負けた経験」「悔しい経験」が人間やチームを成長させるものであるということでしょうね。


今年の川崎を除くJ2は目まぐるしく順位が入れ替わる大混戦。各チームの実力差など殆ど無いに等しい。
ならば、このような受けた屈辱の数、勝ちに拘る姿勢のより大きい者が最後に笑うのではないか?


この点で仙台はどうか?確かに去年の大分で耐え難い屈辱を受けた。
あの時の悔しさを忘れずに「今年」「本気で」晴らそうとする選手がどれだけいるのか?
そしてその受けた痛みが今年入ってきたばかりの「新人君」達にきちんと受け継がれているのか?


今日の試合でその本気度をピッチで表現出来るのか?
今の選手達にどれだけ底力があるのか、トクと見させて貰うとするか。


今日行けるかどうか分からなかったのでチケットは買ってなかったけど、何とか目処がついたのでこれから向かいます。
現場に行けば必ずチケットを余らせている人はいるでしょう。結構挙動不審だから分かりやすいんですよ(笑)。

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えー主審は伝説の男、大西ですよ。

どれだけ盛大な罵声で迎えられるか楽しみですよ。


主審発表の段階では怖いくらい無反応でしたね。
あくまで試合に集中することだろうか。
それはそれで正しい判断だと思うけど