終戦・・・なのか?
ふう・・・
試合自体は両方ともに決定的なチャンスはあったけど、そこで1つ決めるか決めないか、
それだけの差なんだけど、ハッキリと明暗が分かれてしまったかなぁ。
前半立ち上がりに財前が足を抱えて倒れこんだ時はもう目の前が真っ暗になりましたよ。
これは完全に「切ったな」と。
なんで財前ばかりこんな目に遭うんだよ、神はどこまで試練を与え続けるのか。
彼のサッカー人生がここで終わったのだなぁ、タンカで運ばれながら何を思ってるのだろう。
と、もはや試合の結果なんかどうでもよくなりましたよ。
実際は太ももの怪我だったそうで、選手生命を奪われる致命傷ではなかったことを知ったのは試合後の移動中でした。
(とはいってもすぐには戦列復帰は無理だろうけど)
とにかく最悪の結果では無かったのが幸いでした。負けたことよりもそっちのほうが気掛りだったのでホッとしています。
残り試合については言いたいことに変わりありません。
今、全力を尽くせ!!!
昇格するかしないかなんて私にはどっちだっていい。
応援していて心から誇らしくなるような試合、プレイが1つでも多く見られるならばそれで十分です。
44試合戦い抜いた時が終戦の時だと思うので。
試合前のスタンドの様子について。今日は辛口にいきます。
ま た 横 揺 れ し ま し た ね
負けた理由を横揺れだけに押し付けるのも悪いとは思いますが、あれをやるとほぼ確実に負けるのですよ。
過去のデータが証明しています。
何度同じ失敗を繰り返したら気が済むのか?あそこでバカ騒ぎする元気があるなら
試合が始まるまでじっとして選手が入場してくる時に一気に溜めたパワーを解き放てばいいのに。
読者の方で喜んで横揺れに参加する人がおられるなら、頼むから教えて下さい。
試合前に横揺れする意味って何だ?何があそこまで横揺れに掻き立てるのか?
もう1つ。試合前の大宮のスタメン発表の時。トゥットにはそれなりの声量のブーイングを浴びせて
(このブーイングも無駄な労力だと思うが)
同じFWの森田には蚊の鳴くようなブーイングしか飛ばなかった。
私はこの時点で
「何も分かってないな・・・」
と心底ガッカリしました。
01年昇格を目前にしたあの鳥栖戦。2−0とした直後お祭り騒ぎの仙台スタジアムを一瞬にして静まり返らせた電光石火のゴール。
03年天皇杯3回戦新潟戦。延長前半CKから打点の高いヘッドで鮮やかにVゴール。降格のショックが拭えない仙台に追い討ちを掛ける。
04年埼玉スタジアムでの大宮戦。1人多い仙台に対して1−2と劣勢の中、チームに勢いと自信を与える執念の同点ゴール。
それぞれが印象深い場面でことごとく仙台を罠に嵌め続けた男こそが森田浩史。
この事実を記憶の片隅に留めているのであれば、
今日の大宮のメンバーの中で最も盛大なブーイングで迎えるべきは誰だったのか明白なのに・・・
そして今日。仙台にとって最後の命綱を断ち切られるような決勝点を奪ったのは誰だったか?
サポーターの学習能力の無さには正直ウンザリですよ。
ただ声を張り上げるだけじゃなくて、どんな時にどんな応援をすればより選手が気持ち良くプレイ出来るのか?
応援の量より質が問われていると思います。
もっと1人1人が応援に対する志、意識を高めないと勝つ確率を高めることなど永久に無理ですよ。
自分が気持ち良くなる為に出す声や歌は選手には決して届きません。
それは応援ではなく、ただの自己満足であります。
応援ついでに今日は試合中についこの前までゴール裏の最前列で精力的に盛り上げ役をされていた方とバッタリ会って
試合そっちのけで色々と話をさせて貰いました。
詳しい内容はここでは書けませんが(知りたい方はメール下さい。)彼は彼なりに色々思うところがあったようです。
最後に一言こう付け加えていたのが印象的でした。
「ケーキの生地は作った。あとは他の人達がどんな生クリームやフルーツをつけて
美味しいケーキに仕上げるか」
現場のみならず応援に携わる世界も時代の流れ、大きな曲がり角に差し掛かっているようです。