A3って何だ?

A3とかいう大会に横浜F・マリノスが出場していている姿をテレビで偶然発見したので、後半だけ少し見てやりました。


まぁ、眠い内容だったこと。韓国の城南一和に0−3と全くいいところ無くやられていた。
いつの時代も日本は韓国に対しては蛇に睨まれた蛙のように力を封じ込まれるようだ。全く情けない。
第一、キャンプで体の疲れがピークなこの時期に取ってつけたような大会に出されても選手はいい迷惑ってなもんだ。
こんな最悪な状態の時に試合してもまともなパフォーマンスなど出せる訳が無い。
案の定、試合中に遠藤と波戸が傷んで途中退場するなど、この時期に公式戦をやるのもいかがなものか、と。
本当にこの大会をこの中途半端な時期に開催する必要があるのか、良く考えて貰いたい。


それ以外に見ていて気が付いたこと

  • 本物の熱狂

こんな無意味な国際大会でも貴重な金と時間を使って駆けつけるサポーターの熱意には、筋金入りの馬鹿というか、恐れ入る。
A3のような一見軽視しがちなマイナーな海外での試合に顔を出すような無謀な真似は軟弱なサポーターには到底出来ない芸当。
今日の試合、両チームにほんまもんの忠誠を誓って海を越えたサポーターは共に10〜20人といったところ。
数的には少なくても、彼ら1人1人が持っているパワー、情熱の深さはテレビを通じても十分に伝わってきた。


たかがサッカーの為に外国に行って、仲間がどんなに少なかろうとも、何の躊躇いも恥じらいも無く
ひたすらにチームへの愛情を体一杯で表現出来る人間こそが
本当の熱狂と呼ぶに相応しい。
ホームスタジアムを埋める人数が少し多いからといって「熱狂的」と自ら悦に浸ってる仙台や新潟のサポーターとは活動の質が違う。


心の底から熱狂出来るサポーターというのは口で言うだけではなく、行動が伴うはずだ。
今日上海で声援を送った人達には最大限の敬意を表したい。

今日の中継を担当したのは日本テレビ。まぁ、サッカーの中継時には昔から途中でCMを入れないことが結構好感を持てるのだが、
ある時、ボールがタッチラインを割って中だるみをしていると、
突然カメラが切り替わって、傍らにある看板を大写しにした。
そこには

「読売新聞」「読売新聞」「読売新聞」

と書いてあった。


さすが、天下の日本テレビ。いつ如何なる時でも大事な株主様の宣伝を忘れることがない。素晴らしい愛社精神です。
そのえげつない精神の1%でもあれば、ヴェルディを強豪クラブに復活させる手助けが出来るというのに・・・
もう、巨人なんて流行らねぇんだよ!!!