それでもクラブは生き続ける

お別れの時がやってきたようです。


覚悟はしていたとは言え、正式に決まってしまうとやっぱり寂しいな。。。


やはり01年の活躍ぶりが強く印象に残っている。仙台に初めてやってきた本物の点取り屋だった。
我々を一生辿り着けないと思っていた夢の世界へと連れて行き、ノリの悪さで評判の仙台市民の心に火を点けてくれた。


彼が居なければ間違いなく仙台はこれほどまでに日の目を見ることは無かった。どれだけ沢山の願いを叶えて貰ったろうか。
我々は彼の背中に期待を込めて声を枯らした。彼と共に泣き・笑い・悲しみ・喜んできた3年半の時間だった。


でも、それは全て過去の話。


1つの時代を作った彼が今、仙台を去る。幾多の選手がこの土地を去っていった中でも特に辛い別れになるでしょう。
01年、西京極で選手とサポーターで一緒に作られた時代は今日この日を持って完全に終わりを迎えた気がする。


いつかはこういうことは訪れる。形あるもの必ず壊れる。命あるもの必ず死ぬ。だから尊いし、大切にしようとする。



清水秀彦が追い出されても岩本輝雄山田隆裕もマルコスも去っても
ベガルタ仙台というクラブは残って、出会いと別れを繰り返しながらこれからも歴史を刻んでいく。
我々は今を生きている。もう過去には戻れない。前を向いて歩くことしか出来ない。そんな当たり前のことを思い知らされる。


幸いなことに今の仙台には寿人・万代・中原を始め、新しい時代の担い手が多く存在する。
マルコスと入れ変わるように新しい外国人・日本人選手の加入もあるという。
功労者を心から労うと同時に、新しい血を気持ちよく迎え入れたい。というのが今の私の偽らざる心境。


彼らともいつかは別れる日は来るけど、その時まで一緒に色々な思い出を作っていけたらな、と思います。


日曜日・・・絶対勝ちたいな