暑さとどう付き合うか

夏だから暑いのは仕方が無い。でも物には限度ってものがあるでしょうが。


暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い 暑い


私も一昨日宮城球場高校野球を見ましたが、入場して十分も立たないうちに汗がじんわり湧き出してくるし
(二高の応援団も酷暑の中学ランを着込んで苦しそうだったけど、あれが伝統ですからね)
数時間見た揚げ句全身怖いくらいに真っ赤になってピリピリヒリヒリして風呂に入るのも辛い。
宮城球場でこれほど暑い経験は過去したことが無い。来月は甲子園まで見に行くつもりだけど、本当に焼け死にそうだ・・・


昨日は東京で39.5℃。今日は甲府で40.4℃。滅茶苦茶ですよ。
ちなみに日本の最高記録は昭和28年7・25日山形の40.8℃です。
あと0・4℃か・・・今年中に更新されそうだな。熊谷とか前橋あたりで。


日頃仙台みたいな涼しい場所で生活している身としてはもう異次元の世界ですな。
こちとら夏の天気予報を見れば全国で釧路の次に予想最高気温が低い場所ですからね。
8月でも30℃に満たない日もザラにあります。他所の人には俄かに信じられないんでしょうけど。


毎年夏場のアウェイに行かれる方は良くご存知でしょうが、
仙台とは明らかに暑さの質が違うんですよね。


ただ日差しが厳しいだけなら仙台でも味わえるけど、他所に行くとジメッと肌に貼り付く空気とか
ドライヤーの熱風のような風はこちらにはないもの。
中でも98・8・20韮崎での試合はあまりの暑さに脳ミソが溶けそうになって本当に死を現実に意識した。
「生き地獄」の表現がピッタリ。あれじゃあ勝てる訳無いよ。言い訳にしてはいけないんだけど、夏は仙台には過酷な条件が揃う。
Jリーグもさっさと秋冬開催に切り替えてもらえれば仙台の為になる。


いつもの夏でさえそうなのに今年の猛暑の中では一層厳しい。


体力勝負に持ち込まれたら圧倒的に分が悪いのは過去のデータが証明している。
果たしてベルデニック監督は夏場における仙台と他の地域との環境の違いを理解しているのだろうか?
仙台にチームの拠点を置く限りはこの時期に運動量豊富な組織サッカーは無理じゃないか?と素人目には思ってしまう。


その点、00年の札幌は夏場の敵地での戦い方が上手かった。
なるべく体力の消耗を抑えつつ愚直なまでに勝ち点の積み上げに成功していた。
北海道と本州の気温差を考えた実に効率的な戦略だった。
(当時の)岡田監督は頭がいいな、伊達に早稲田に一般入試で合格していないな、と思ったものです。
(エメルソンとか堅い守備陣とかそれが可能な面子が揃っていたから可能な芸当だったけど)


京都、甲府、大宮、山形・・・J2では特に気象条件が過酷な土地での試合を強いられる。


優秀な選手や洗練された戦術のみならず、暑さ寒さ、凸凹の芝との戦いもこの世界最長リーグでは求められる。


私は夏の盛りに消化する11試合で仙台は失速すると見ているのですが、どうでしょう?
この予想を裏切って私を黙らせてくれればいいんだけど・・・