最北端ではファイナリストの顔が揃った。雄武(おうむ)と旭川北が明日激突する。


雄武という名前は不勉強ながら耳慣れない。どこにあるのかと調べてみると、紋別より北のオホーツク沿岸にある町。
勝てば当然町始まって以来の快挙ということになる。
優勝した後の町民の盛り上がりを想像すると何だかこっちも幸せな気分になる。


90年に中標津が甲子園に出た時も相当な熱気だったことを子供心に記憶している。
スポーツで地域が一体化する様はJリーグの理念と通じる物があって見ている者の心を打つ。


対する旭川北も勝てば44年ぶりの大舞台。勝ちに飢える気持ちは全く引けを取らない。
しかも学校は会場のスタルヒン球場のすぐ側ということで、学校を挙げた声援が飛ぶことは確実。


地域や学校ぐるみの熱心な応援が大きな力となるのも高校野球ならではの魅力です。
どちらとも甲子園を賭けてスタンドから溢れんばかりのパワーが飛び交い、選手を後押しするだろうから
応援の質が試合に影響する場面も多々あるのではないかと思う。
選手・監督・応援団の全ての総合力を問われる試合になるでしょうね。


どこでもドアがあれば生で見に行きたい試合だけどなぁ。