準決勝が消化されて、東北と利府が明日晴れ舞台を賭けて戦うことになった。


正直、東北については何度もTVやライブでその強さを散々見てきたから今更語ることは何もない。


夜の利府×東陵のハイライトを見ていて感じたこと


試合終盤、東陵のエース佐藤佑太はもう限界だった。夏の消耗の激しい連戦を1人で投げ抜いてきた影響は隠せなかった。
もう1人でも満足に放れる投手がいればまた展開は変わったと思う。
やっぱり夏は計算出来る投手が複数いないと勝ちあがれないんだなぁ。


中学時代はメガネッシュと一緒にプレーして、大会前に

「女の子にキャーキャー言われてるヤツには負けたくない」

という男気溢れる、直球ど真ん中のコメントを残した佐藤投手。
その鮮烈な言葉と最後の痛々しい投げっぷりが私の心に残った。是非明日の決勝の舞台で有言実行して欲しかった。無念。


今日は3地区で新たに甲子園へ名乗り

群馬 桐生第一3-2前橋工

山口 岩国8-3下関工

いずれも延長戦を制して2年連続出場。

秋田  秋田商3-1本荘

春ベスト8に食い込んだ秋商が返り咲き。エース佐藤剛士はMAX147キロの速球が健在。
各地の予選で強豪校・注目選手が相次いで消える中で、甲子園で「客の呼べる選手」を見られるのは素直に嬉しい。


客が呼べる、という意味では明日はこの夏全国最大の人気を誇る東北高校、ならびにダルビッシュが全国の扉に手をかける。
よほどのことが無い限りは順当な結果になるとは思うが、一発勝負だけにその「よほど」の事態が起こりえるだけに・・・