九州脱出
最悪の結末を見届けた瞬間に挨拶もそこそこに
京都行きの夜行に飛び乗り、再び甲子園に見参!!
本当は一日中鈍行に揺られて帰宅のはずでしたが、
北海道勢が初めて全国の決勝を戦う姿をみたくなったのです。
開門の10時に合わせて着くと入場券を求める列が道路に溢れんばかりで
この試合の注目度が普通じゃないことは明らか。
決勝。日曜。春夏連覇または雪国初の栄冠がかかる。
客の集まる要素がこれでもかと揃っている。
1高校野球ファンとして純粋に楽しみたいと思います。
帰りの足は・・・まぁ、どうにでもなるでしょう(笑)
1200開始1時間前になってかなりスタンドが埋まってきましたね。
一昨日来た時とはまるで雰囲気が違います。
さっき球場の外を散歩していると駒大苫小牧の生徒がかったるそうな表情でアルプスへ消えていきました。
決勝だけに無理矢理狩りだされたんだろうなぁ。
北海道はもう学校始まってるんだろうし、野球に興味無い人はいい迷惑なんでしょうね。
母校が甲子園で決勝を戦うなんてこの上無い名誉なのになぁ
高校野球を見て来て約15年見てきて、
雪国はいつ優勝出来るのか?自分が生きてる間は無理じゃないか?
と、期待と疑いの両方の気持ちを持ちつつ観戦してきましたが、
そんなモヤモヤした物は今日駒大苫小牧によってキレイサッパリ流されました。
しかも歴史が変わる瞬間をこの目で見られるとは!!
間違い無く私の人生のハイライトになる一瞬になりました。
これはただ野球の能力の勝利じゃ無く、長きに渡って他の地域からバカにされ、
引け目を感じていた雪国の人間に大きな自信を与えることにこの優勝の意味がある。
この日をもって悪に取り付かれていた歴史は終わり、
新しい時代を迎えたのです。
スタンドを揺るがす大歓声と人々の嬉しそうな顔を見れば全て分かりますってば