終着駅は始発駅

はい。今日の結果がとどめでしょう。


昇格できるチームはこの大事な局面で当面のライバルに連敗するなんて真似は死んでも演じません。


44試合のリーグ戦での結果は嘘を付きません。
今年のチームには昇格に値する力が無かったことを今度こそハッキリと自覚できたでしょう。


今日は(も)審判の判定に恵まれなかった感はあるけど(1点目のPKは本当に村上が気の毒だった)
ああいった運を呼び込むほどの魅力が今のチームには無かったとも言えます。


幸運はいつも力のあるところに転がり込むものです。審判に文句言っても時間は帰ってきません。


審判がどんなにク○でも揺るがない骨太な地力をつけなければいけないと思います。


今すぐ気持ちを切り替えることは難しいだろうけど、これで未来の可能性まで全て否定された訳ではありません。


何が足りなかったのか、どうすれば足りないものを補えるのか。自分なりに整理しておくのが肝要かと思います。


ここで希望を失って応援を止めるか、また這い上がることを信じてついていくのか。大衆の選択のほどが実に興味深いですね。


終着駅が始発駅という名言もあります。もう来年へのスタートは始まっています。


残り試合もただ試合に勝つ為に全力を注いで欲しい。それがサッカーでメシを食う者としての最低限の礼儀です。


今日は現場には行けませんでしたが、テレビで経過を確認出来る環境にいました。
観衆は17632人か。器が大きいせいか、実数より少なく感じましたね。
20000人を1つの目安に考えると、3年にわたるブームの終わり、
いわば夏から秋、冬の時代へと季節が移り変わるような感覚を覚えます。


来年からは今まで以上の逆境に立たされるし、待てば客が集まるバブルは完全崩壊した。
景気のいい時に更なる魅力を掘り起こそうとせず満足していたから自ら衰退への道を辿ってしまった。
「仙台劇場」なんてただのまやかしだったんですよ。


ま、これもろくに汗もかかずに呑気にふんぞり返っていた報いですよ。
より強い危機感を植えつける為にも野球に顧客を吸い取られて落ちるところまで落ちて
もっともっとフロントのお偉方には苦しんで貰うとするか。


元々このチームは孤立無援のだだっ広い砂漠から始まったのだから、原点に返ったと思えば良い。


これからは「殿様商売」など通用しない。現場に余計な介入してる暇があったら
適正な入場料、券種の見直しを図って
より客に気軽に足を運んでもらえる仕組み作りが先でしょうが。


これで来年も料金据え置きなんて寝言を言い出したら百の事務所にダイナマイトでも仕掛けてやりますよ、マジで。


本当に余計な揉め事を引き起こすことだけは天下一品だなぁ。


このあたりの今後の課題については追々細かく突っ込みを入れていくことに。何か疲れました・・・

リアルサポーターいでよ。

明日は「鬼門」と言われて久しい宮城スタジアムでの福岡戦。


言うまでも無く宮城スタジアムは過去4敗1分けと散々な結果。
当然サポーターからは敬遠される。呪われたスタジアムとまで言われる。


でも、宮スタで対戦した相手を見てみると・・・
鹿島・浦和・磐田。


いずれも仙台より実力が1つも2つも上か絶望的に相性の悪いチームばかりですよ?
必然的に勝つ確率が低い相手としかやってないんですよ。


だからあそこで勝てない理由をスタジアムのせいだけにするのはあまりに可哀想だと思うのですが。


さすがに福岡にも負けた日には「呪い」だの「糞」だの今度こそ評判の悪さを決定的にするだろうけど。



明日の試合、個人的にはかなり楽しみですね。

何が楽しみか?

客がいくら入るかです。


昇格するには「ほぼ」絶望的。地域の多くの運動会にぶつかる。そして悪評名高い宮城スタジアム。生中継あり。


この最低最悪な条件の中、どれだけの入場者があるか?
普通の人なら進んで行こうとは思わないですよね?
逆に考えると明日の試合に足を運ぶ人が純粋に応援してくれる「リアルサポーター」であるわけです。


ある意味ではベガルタがどれだけ県民に支持されてるかを示すバロメーターになり得ます。


やっぱりブームだったのか。と嘲笑されるか。


まだベガルタも捨てたもんじゃない。と胸を張れるか。


私としては20000人(招待券含む)を1つの目安にしていますがどうでしょ?
試合中に発表される入場者数って招待券も含まれるんだっけ?


どっちにしても今の状態であの陸の孤島に20000人が最低ラインだと思いますが。


とかいいつつも実は明日は行けないんですけどね。(汗)
行ける方は是非行ってやって下され。

落合博満に見る名指導者の条件

中日がセリーグ優勝しましたね。

監督の落合博満氏就任1年目でチームを優勝に導く快挙を達成しました。


恥ずかしながら私は今年のシーズン開幕前に中日の優勝は無いと予想していました。


根拠は2つありました。
監督未経験の人間がいきなり頂点を極めるほど世の中甘くはないというのが1つ。


もう1つは現役時代は三冠王2回などスポットライトに当たり続ける押しも押されぬスーパースターだったことを逆手に取って
控えの人間、立場の低い人間の気持ちの分からない者は指導者には向かないと考えていたこと。


でも、その予想は木っ端微塵に打ち砕かれた。
今日の優勝を伝える古館伊知郎がキャスターを務める某ニュース番組で今年の中日の軌跡をまとめたVTRのなかで
端々に落合監督の選手への配慮が行き届いており、それが優勝への原動力になっていたことが分かりました。


例えば開幕戦の先発にはこの2年間怪我で一度も一軍での登板の無かった川崎憲次郎を起用した。
これは川崎の復活に掛ける執念に期待してのもの。


4番には福留孝介を固定した理由としては、主砲らしくどっしり構えて安心してプレイに集中出来るように考えた策だったという。


一見セオリーを無視した無謀な采配にも見えるが、
選手一人一人の性格や特徴をじっくり観察してその個性が一番発揮出来る場面で手を打てていたと思います。


思えば、落合氏は現役時代は花形スターではあってもドラフト1位で指名された「エリート」ではなかった。
大学の「縦社会」に馴染めず一度野球から離れて(大越基と同じだな)ボウリングに明け暮れてからまた野球の世界に入って、と
「底辺」から力をつけてのし上がった苦労人だった。ただのスターでは無かったことを忘れていた。



下から這い上がって出世した経験があるから控えの選手や怪我に苦しむ選手の陰の努力を見逃さなかった。
その証拠に全70人の選手のうち、57人を一軍の試合で起用している。


隅々まで目を配って選手のヤル気と潜在能力を引き出すのが名指導者として不可欠の資質だと思います。


落合氏にはその要素を秘めた人物だったことを見抜けなかったことが情けないですよ。

そういえば清水秀彦なんかも岩本輝雄とか山田隆裕とか「猛獣」扱いはお手の物だった。
選手の個性をちゃんと理解して最大限生かそうと気を配っているんでしょうね。


仙台の現監督はそういうのあまり得意じゃないしなぁ・・・。戦術とか理論を教え込むのはやたら好きみたいだけど。


名指導者と言われる人物は、野球でもサッカーでもスター街道をひた走った人より
現役時代大成しなかったり、怪我や控えに甘んじる時間が長く、辛い時期を多く経験しているケースが多い。


人に慕われる「人間力」はそんなところから養われるものかも知れない。
痛み、苦しみ、挫折を人一倍味わった人物は、相手の立場で物を教えることが自然と出来るのでしょう。



苦労人の象徴であるノリヲなんかは将来きっといい指導者になるでしょうね。

誇りを取り戻せ

山形がなんか調子こいています。


例えばこちらとか。あとこちらも。


ここのところ6連勝で8試合残して3位という位置につけてるからJ1昇格を本格的に意識し始めてきたというところか。


思えば3年前、最終節を前に初めて2位につけた時はこんなことは無かったですよね。
我々が晩秋の京都で言葉にならない感激を味わっているのと同じ時間に
落ち着く暇も無く周りに持ち上げられて地獄に突き落とされた感じだったんじゃないですかね。


あの時に比べて昇格にじっくり向き合って考えをまとめる時間がある分だけ進歩しているとも言えますが。


・・・無性に悔しくない??
数字上ではまだ可能性が残っているとは言え、我々が限りなく望みが薄くなってしょぼ〜〜んとしてる時に
山の向こうでは生き生きと目を輝かせて大目標へ歩を進めている。


このまま山形にいい思いさせていいのか?


東北の文化・経済の中心である仙台をさしおいて山形が上の世界に召されていくなど私には耐え難い屈辱ですね。
運転免許取る時に勝手に飛び出してきたババァのせいで
教官に強制的にブレーキを踏まれて卒業検定を落とされたことなんか可愛いもんですよ。
(追加教習代15000円返せ!!!)

J1 モンテディオ山形

・・・・・・・・・・越えられない壁・・・・・・・・・・・・・・・・
J2 ベガルタ仙台

こんな図式を見てアナタは正気でいられますか???


山形に先を越されるのはたまらなく嫌でしょう??


仙台がこんな状態に追い込まれたのは今まで勝てる試合をことごとく落としたのだから自業自得。身から出たサビ。
でもライバルをブラックホールに叩き込むチャンスはまだ残っている。他人の不幸は蜜の味ってね。


とても陰湿なモチベーションだけど、人生そう甘くは無いことを示すことによって
自分達にある最低限の誇りと意地は保って欲しいのですよ。


鈴木淳だって監督としてはルーキー。昇格をかけたあの重苦しい空気の中での采配は未経験。絶対にタダでは終わらない。


山形の皆さんには悪いが、君達をヒーローにはしたくない。仙台が山形の後塵を受ける訳にはいかない。
芋煮はしょうゆ味のほうが好きだけど。


11・20 モンテディオ山形戦  於:仙台スタジアム


悪い夢は早く覚ましてやったほうがいい。

他チームのこと。

月並みですが、フロンターレおめでとさん!!!
来年のシーズンシート沢山売れるといいですね(笑)。


4年間の「修行」を経て晴れ舞台に復活するわけですが、
久しく行ってない等々力がまた遠のいてしまった感がしてちょっと淋しいですね。。。


ところで巷で評判のカツサンドって旨いの?うどんやカレーやアメリカンドックは10回くらい食べたけど
あれには未だありつけずなんで気になって気になって・・・

木白 必 死 だ な 
ジュニーニョとの話が頓挫したからこういう策に出たのだろうけど。


こんな話が出ると降格争いもいよいよたけなわという感じ。

終戦・・・なのか?

ふう・・・


試合自体は両方ともに決定的なチャンスはあったけど、そこで1つ決めるか決めないか、
それだけの差なんだけど、ハッキリと明暗が分かれてしまったかなぁ。


前半立ち上がりに財前が足を抱えて倒れこんだ時はもう目の前が真っ暗になりましたよ。


これは完全に「切ったな」と。


なんで財前ばかりこんな目に遭うんだよ、神はどこまで試練を与え続けるのか。
彼のサッカー人生がここで終わったのだなぁ、タンカで運ばれながら何を思ってるのだろう。


と、もはや試合の結果なんかどうでもよくなりましたよ。


実際は太ももの怪我だったそうで、選手生命を奪われる致命傷ではなかったことを知ったのは試合後の移動中でした。
(とはいってもすぐには戦列復帰は無理だろうけど)


とにかく最悪の結果では無かったのが幸いでした。負けたことよりもそっちのほうが気掛りだったのでホッとしています。


残り試合については言いたいことに変わりありません。

今、全力を尽くせ!!!

昇格するかしないかなんて私にはどっちだっていい。
応援していて心から誇らしくなるような試合、プレイが1つでも多く見られるならばそれで十分です。


44試合戦い抜いた時が終戦の時だと思うので。


試合前のスタンドの様子について。今日は辛口にいきます。

       ま た 横 揺 れ し ま し た ね


負けた理由を横揺れだけに押し付けるのも悪いとは思いますが、あれをやるとほぼ確実に負けるのですよ。
過去のデータが証明しています。


何度同じ失敗を繰り返したら気が済むのか?あそこでバカ騒ぎする元気があるなら
試合が始まるまでじっとして選手が入場してくる時に一気に溜めたパワーを解き放てばいいのに。


読者の方で喜んで横揺れに参加する人がおられるなら、頼むから教えて下さい。

試合前に横揺れする意味って何だ?何があそこまで横揺れに掻き立てるのか?


もう1つ。試合前の大宮のスタメン発表の時。トゥットにはそれなりの声量のブーイングを浴びせて
(このブーイングも無駄な労力だと思うが)
同じFWの森田には蚊の鳴くようなブーイングしか飛ばなかった。


私はこの時点で

「何も分かってないな・・・」

と心底ガッカリしました。



01年昇格を目前にしたあの鳥栖戦。2−0とした直後お祭り騒ぎの仙台スタジアムを一瞬にして静まり返らせた電光石火のゴール。


03年天皇杯3回戦新潟戦。延長前半CKから打点の高いヘッドで鮮やかにVゴール。降格のショックが拭えない仙台に追い討ちを掛ける。


04年埼玉スタジアムでの大宮戦。1人多い仙台に対して1−2と劣勢の中、チームに勢いと自信を与える執念の同点ゴール。


それぞれが印象深い場面でことごとく仙台を罠に嵌め続けた男こそが森田浩史


この事実を記憶の片隅に留めているのであれば、
今日の大宮のメンバーの中で最も盛大なブーイングで迎えるべきは誰だったのか明白なのに・・・


そして今日。仙台にとって最後の命綱を断ち切られるような決勝点を奪ったのは誰だったか?


サポーターの学習能力の無さには正直ウンザリですよ。
ただ声を張り上げるだけじゃなくて、どんな時にどんな応援をすればより選手が気持ち良くプレイ出来るのか?
応援の量より質が問われていると思います。


もっと1人1人が応援に対する志、意識を高めないと勝つ確率を高めることなど永久に無理ですよ。
自分が気持ち良くなる為に出す声や歌は選手には決して届きません。
それは応援ではなく、ただの自己満足であります。


応援ついでに今日は試合中についこの前までゴール裏の最前列で精力的に盛り上げ役をされていた方とバッタリ会って
試合そっちのけで色々と話をさせて貰いました。


詳しい内容はここでは書けませんが(知りたい方はメール下さい。)彼は彼なりに色々思うところがあったようです。


最後に一言こう付け加えていたのが印象的でした。

「ケーキの生地は作った。あとは他の人達がどんな生クリームやフルーツをつけて
美味しいケーキに仕上げるか」


現場のみならず応援に携わる世界も時代の流れ、大きな曲がり角に差し掛かっているようです。

今言いたいこと

本当は昨日のうちに書かなきゃならない話題ですが。


ん〜〜〜〜〜〜〜、相変わらずですねぇ。。。



日曜までまた奴隷とされる身ですので、簡単に今言いたいことを。

諦めたい奴は諦めろ!!


応援したくない奴は応援するな!!


いつものことだけど、負けた瞬間から読むに耐えない「便所の落書き」が次から次へとネット上を飛び交う。
何で勝てなくなるとすぐネガティブになる連中が多いかなぁ・・・。


君達鍛え方がまだまだ足りないよ。


近鉄オリックスのファンの痛みに比べたら、こんなの何てことないよ。
応援出来るチームが身近にあることが一番幸せなことなのに。ガタガタ騒ぐな!!!


昇格することが全てなのか?弱けりゃ応援しないのか?


プロスポーツの面白さを1%も味わってないね。


私は何度も何度も言ってるじゃあないですか。

安心、安定、常勝の称号が欲しければベガルタ仙台には関るな。

谷底からしぶとく這い上がり、山頂で豪快に転げ落ちる。これが仙台の終生変わらぬ伝統である。


昇格だけを考えればかなり道は狭くなったけど、閉ざされた訳じゃない。最後まで悪あがきはするべきだ。


自分に出来ることを全部やり切ってダメならしょうがない。
夢の続きはまた来年見ればいい。
もっとも来年以降は野球の参入も含めてもっと厳しい環境を強いられるだろうけど。


文句を言う前に自分がやるべきことちゃんとやってる??


日曜日、私はいつものように通い慣れたスタジアムに足を運ぶ。